J-PEACH Studyとは?
最終更新日:2024年5月29日
研究概要
全国の妊婦さんと産後のお母さんを対象に、ライフスタイルと健康に関する調査を行っています。
ライフスタイルには、妊娠中から産後の生活習慣、症状(つわりなど)、体重コントロールに対する認識、
食生活、食事歴、就労状況、身体活動に関する内容が含まれます。
研究目的
妊娠中・産後のライフスタイルと健康状態の実態と、それらに関連する要因を明らかにすることです。
妊婦さんへの保健指導の充実や、妊娠中の適切な体重コントロール指標を作成する支援につなげていきます。
研究の対象者
18歳以上で日本語の読み書きができる方
山形県、東京都、大阪府、福岡県の協力施設での分娩予定の方
研究内容
調査内容は、「質問票調査」、「採血」、「器械による睡眠・身体活動量測定」、
「器械による終末糖化産物(Advanced Glycation End Products: AGEs)の測定」の4種類あります。
「質問票調査」は、つわり、食事、体重、身体活動、睡眠、就労、メンタルヘルス、あなたと赤ちゃんの健康状態、授乳方法等です。
パソコン、スマートフォンいずれからも回答が可能です。
「採血」は、通常の妊婦健診で採血が必要な時に、当研究用として一緒に血液を採らせていただきます。
「睡眠・身体活動量測定」は、腕(睡眠測定)と腰(身体活動測定)に器械を装着し、7日間普段通りにお過ごしいただきます。
「終末糖化産物の測定」は、腕に器械の上にのせて経皮的に数秒間で測定します。
研究の流れ
調査時期は、妊娠初期・中期・後期・産後1か月・6か月・1年と、計6回あります。
また、カルテからお母さんと赤ちゃんの健康に関わるデータを収集させていただきます。
※調査の内容は、時期によって異なります。

メンバー
主任研究機関
- 東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 母性看護学・助産学分野 教授 春名めぐみ,
講師 米澤かおり, 助教 臼井由利子, 客員研究員 松﨑政代(東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科 教授) - 東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 社会予防疫学分野 名誉教授 佐々木敏
共同研究機関
- 山形大学大学院医学系研究科 看護学専攻 母子看護学領域 教授 藤田愛
- 大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 統合保健看護学分野 教授 白石三恵
- 九州大学大学院医学研究院 保健学部門 看護学分野 教授 疋田直子, 講師 末次美子, 助教 佐藤洋子